HOME > よくある質問 > 二世帯住宅のプランニング > 二世帯住宅の構造
二世帯住宅を検討しています。
建物の構造を”木造”または”鉄骨造”、どちらにすればいいか悩んでいます?
”木造”、”鉄骨造”、どちらも一長一短があります。
二世帯住宅に多い3階建てなら、世の中の傾向としては、”鉄骨造”で施工されることが多いですね。
私自身は、間取りによって構造を決定することをお勧めします。
以下に、”木造”、”鉄骨造”の長所を簡単にまとめました。参考にしてください。
■木造の長所(鉄骨造に比べて)
①工事費が安価
鉄骨造より工事費が安い。
②解体費用も安い
将来、壊すときに普通の木造なら百万円ほどで壊すことができる。
鉄骨造の場合は、1・5倍~2倍ぐらいの解体料がかかります。
③工事期間が短い
工事期間が短いと、建替えの場合、仮住まいに住む期間が短いなど、
家賃負担が少ないなどの利点があります。
■鉄骨造の長所(木造に比べて)
鉄骨造は2種類。
軽量」鉄骨造と、「重量」鉄骨造があります。
●「軽量」鉄骨造とは
・軽量鉄骨造は鉄骨系のハウスメーカー住宅で多く採用されています。
・板厚約6㎜以下の薄鋼鈑を使うので、壁に、筋交いが入ります。
筋交いが入る点は木造とよく似た考え方。
軽量鉄骨造は木造に近い鉄骨造・・・という感じです。
●「重量」鉄骨造とは
・本格的な鉄骨造です。
・スパン(柱と柱の距離)をとばすことができるので、大きな空間を造ることができます。
工場やスーパーマーケットなどに適した構造です。
スパンが飛ぶので、柱の本数は減ります。
木造住宅だとワンフロアーに柱は30~40本ほどもあるのに、
重量鉄骨造では柱4本だけで家全体を支えることも可能です。
柱と梁の接合部はしっかりしているので、軽量鉄骨造や木造と違って、筋交いが不要です。
筋交いが不要なので、壁が無くても問題ありません。
この利点を生かしたのが都会のファミリーレストランなど、
1階は駐車場、2階レストランというピロティ形式の建物です。
住宅の場合も同じで、間取りは耐震「壁」を考える必要がありません。
つまり、自由な”間取り”が可能です。
将来、家の大改造を考えているのな、重量鉄骨造は間取り変化に対応しやすい構造体です。
しかし、家の重量を4~6本程度の柱で支えるため、柱にかかる建物の重さは大きなものになり、
更に柱を支える基礎は、かなり大きくなります。
また、建物自体の重さも重くなるので、地盤が悪ければ杭も必要になり、建設費が上がる原因と
なります。
●鉄骨造はシナル…構造
木を曲げると、木はシナリます。
それ以上に力を入れると、ポキッと折れます。
鉄の場合は、木と同じようにシナリますが、木ならポキッと折れるはずの瞬間に鉄はグニャリと
曲がります。
しかし、鉄はポキッと折れることがありません。
大地震時に粘るので一気に崩れない、倒壊するのに時間がかかります。
つまり避難するのに時間的な余裕があることを意味します。
しかし、以上の性質のため、鉄骨造は振動で揺れるという欠点があります。
線路際に建つ鉄骨造、大きな幹線道路に建てる鉄骨住宅は、走る電車や車、トラックの振動などで
揺れやすいです。
特に住宅では床に寝そべるということがあり、普通なら気づかないその振動や揺れに気づく場合が
あります。
■その他
「火災」や「防音」に対しては、”木造”、”鉄骨造”とも、性能面ではそんなに大差がありません。
![]() |
実際に生活してみたらよくわかった! |