2009年06月01日
三代目経営後継者としてのご主人。
社長であった父親が突然亡くなり、母屋に一人のこされた母親の面倒を見るため、敷地内の老朽化した”倉”を解体、その跡地への新築計画です。

二世帯住宅への建て替えの動機には、片方の親の死が多くあります。
この建物は、同敷地に別棟で建築し、渡り廊下でつなげました。
”家の外観”には、今後のご主人の”生き方”が表現されています。
ご主人、お母様の要望として
・母屋と渡り廊下でつないでほしい
・外観デザインを”倉”で表現してほしい
解体する”倉”には、祖父の代から続く会社の原点がありました。
”倉”へのこだわりは、
「会社を引き継ぐ決意の表れ」と、
言われました。
この話を聞いた時、背筋が”ゾクッ”としたことを覚えています。
”家の外観”に”生き方”を表現する。
私自身が、勉強させていただいた”お住まい”です。
この家には、お父様の”肉体”は一緒に住んでいません。
でも、記憶の中で、お父様と一緒に”生き続けている家”です。

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