二世帯住宅日記
二世帯住宅のキッチンの考え方。
例え、食事を一緒に取る予定(食堂が一つ)でも、
親世帯のお母様が、食事を作る役割があるなら、
結論から言うと、キッチンだけは、二つ造った方がよいでしょう。
二人の主婦にとって、得意料理も調理の手順も違います。
年配の夫婦と小さな子供のいる家族では、
食べ物の味付けや好みの食材のみならず、
食器の趣味や洗い方、洗う際のスポンジ・洗剤の種類など、
それぞれの家庭がこだわりを持っているものです。
食事の時間帯も違うことでしょう。
スペースの関係で、2つのキッチンを取るスペースをとることが難しい場合は、
”メインキッチン”と”サブキッチン”という考え方があります。
料理をするのがおもに姑であるなら、親世帯にメインキッチン。
嫁がまとめて料理することが多い場合には、子世帯にメインのキッチン。
そして、もう一方には、ワンルームマンションにあるような
ミニ・キッチンでもかなり有効です。
最近の傾向としては、
”水”、”有機野菜”など、
子世帯の方が、食材にこだわるケースが多く、
親世帯からすると、
「水なんて、水道水で十分。”アルカリ水”や”水を買う”なんてもったいない。」って、
意識が強い場合も多いですね。
このような場合は、食事は、各世帯で食事を採る方が無難です。
さて、この家は、
一階に親世帯のキッチン
二階に子世帯のキッチン
を別々に設置しました。
一階は、父親が決めたトーヨーキッチン。
二年程前より、父親は「料理教室」に通っています。
この会社のコンセプト等がずっと好きだったみたいです。
二階は、キッチンを製作しました。
(下記写真は、製作途中のものです)
ステンレスの天板だけ、ステンレス加工会社に特注。
ガスレンジ、水栓、レンジフード等は、個別に購入。
下地の骨組みは、大工さんに作ってもらい組み立てた、
世界に一つだけの”オリジナルキッチン”になりました。
このキッチンのコンセプトは、
「両側から使えるキッチン」

妻と子供が会話をしながら、夕食の準備、片付けを一緒にできれば、
料理ができないボクが、休日には家族と共に料理を作れれば、
そんな願望を叶えれればと思って作りました。
[2009年06月25日]
仮住まいは、まさに、仮住まい。
ですから仮住まいの家に合わせた生活様式をとることになります。
その為に暮らしにくい事もありますが、完成する新居が待っているので
それはそれで経験として楽しんで生活すれば良いと思います。
[2009年06月18日]
建替えなので、当然両親は、”仮住まい中”。
[2009年06月11日]
「人に伝える」
「本当に難しいですね。」
二世帯住宅の場合、親世帯と子世帯、
意思疎通を図ることがとても大切です。
ボクと父親は、図面から、空間のイメージは把握していたのですが・・・
恥ずかしい話、妻には、
「伝わっていませんでした・・・」
妻:「なぜ、あなたの書斎は、そんなに広いのに、私の家事コーナーは、これだけなの。」
私:「だから、説明したでしょ。」
妻:「実物見て、初めてわかったの。」
そう、妻は平面の図面から、空間を把握することが苦手なのです。
例えば
「平面の紙から、サイコロを作れない。」
「地図が全く読めない。」
「方角がわからない。」等
当社では、お客様には、より深く建物を理解していただくために、
何度も打ち合わせを重ね、図面を作成し
(決して、後で後悔していただくことがないよう)
「模型」を作ったり
「内観パース」、「外観パース」を描いたりしています。
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でも、妻には、図面でしか説明していませんでした・・・
妻:「でも、キッチンが思っていたよりずいぶん広いから満足!」
私:「ホッ!」
[2009年06月04日]
自邸の上棟が終わり、思っていた空間のイメージなので、ホットしました。
(プロなので、当然のことなのですが・・・)
今まで、数多くの”家造り”をお手伝いをさせていただいてきましたが、
どのお客様も、上棟の時は、いまだに緊張します。
「構造的におかしかったら」
「バランスが悪かったら」
「空間ボリュームが、自分のイメージと違ったら」etc...
「家造り」における”イメージ”は、本当に大切。
でも、どうやったら、”イメージ”することを鍛えられるのでしょうか?
あなたでも、簡単に、すごく効果のある方法があるんです。
例えば、あなたは、最近、外食されましたか?
そのレストランの
「床の仕上げは?」
「壁の仕上げは?」
「天井の仕上げは?」
たぶん思い出せないですよね。
でも、ボク達、プロは、普段の生活の中で、
ご飯を食べに行ったレストラン、
チョットおしゃれなカフェ、
散歩中に目に入る建物。
はたまた映画を見ていても、登場人物の後ろの背景を見て、
「どんな 床・壁・天井・照明、どんな 樹木が植えられていたのか?」
常に意識して見ています(今では、ほとんど無意識に見ています)。
そう、普段の生活の中でも充分に勉強できます。
多分、3か月も意識して見れば、かなり建築イメージを高めることができます。
そして、できるだけ良い事例、良い写真をたくさん見て下さい。
よい写真は、違った世界を見せてくれます。
建築雑誌なんかも、勉強になります。
ただ、建築の本は、結構、高価なので、近所の図書館で本を借りるのも、一つの手。
また、建築雑誌だけでなく、旅行ガイドブックなどもセンスの良い建物写真が 多いです。
ボクのお奨めは、”ホームシアター”関係の雑誌
なぜなら、ホームシアターを取り入れるお客様って、
設計士さんに設計を依頼するケースが多いんで、
インテリアのセンスがとてもバランスがイイんです。
ボク自身もよく、勉強させていただいてます。
それでは、具体例として、考えて見ましょう。
例えば廊下。
普通は単なる通路。
でも、その通路に絵を飾ることを考えて見てください。
違った廊下がイメージできますか?
小さな額でいいのです。
廊下の長さに合わせて三つ四つと絵を飾る廊下をイメージできますか?
照明も、絵を照らし出す照明になり、窓の取り方や、ドアの配置、イメージできますか?
何も考えなかったらどうなるでしょう。
工事が終わってから、暗い廊下に絵を飾ることになります。
ボクたちプロは、いつもそんなことを考えながら、お客様に提案させていただいています。
あなた自身”イメージ”することが難しければ、気にいった建築写真を
プロに見せるだけでも、満足する建物が完成するハズです。
(当然、あなたの要望を理解するプロ側の力量の差はありますが)
[2009年06月02日]
工事中でも、劇的に変化する日。
夕方の状態は、朝の状態からは、信じられないくらい変化します。
お施主様にとっては、家のボリュームが、やっと現実的にわかる日。
どのお施主様も、本当に感慨深げ(特に男性は)。
喫煙されるご主人は、必ず、上棟された建物を見ながら、
タバコに火をつけ、満足そうに
煙を”フー”
「今までの人生(仕事)を頑張ってきたからこそ実現した”家造り”への満足感」
「これからも家族を支えていく固い決意」etc...
ご主人の背中がとても、
「大きく」
「カッコよく」
「たくましく」
「強く」
見えます。
ちなみに、ボクの家の上棟当日。
「雨」
中止も検討するが、朝、薄日も差していたので決行。
午前中は、雨が降ったり。止んだり。
木材が濡れないように、ブルーシートをかけたり、外したり。
昼の時点で、雨が止みそうもないので、建物全体にブルーシートを掛けて中止。
続きは、また明日......
[2009年05月30日]
大工さん。
本当に大切です。
家の施工の出来は、大工さんの腕がすべてといって過言ありません。
あなたが大工さんに抱く”イメージ”、どんな感じですか?
”職人気質で怖そう、頑固そう”
でも、子供がなりたい職業、毎年、必ずベスト5には入っています。
ボク自身、建築現場での大工さんの”腕”には、いつも感心します。
でも、一番大切なことは、腕がよいことはもちろん、”人間性”だと思っています。
例えば、現場に見学に行った時に、女性でも気楽に話ができる大工さんがイイですね。
また、現場での軽微な変更も快く引き受けてくれる大工さん。
工事現場に行く際は、缶コーヒーをお土産に、
「御苦労さま。」
と声を掛けてあげてください。
当社では、人柄も良く、
「お客様のためなら!」と、意識の高い五人の大工さん達と
お付き合いさせていただいております。
ちなみに自分のところは、お付き合いの一番長い瀧上大工さんにお願いしました。
[2009年05月28日]
敷地が不均等に沈む
「不同沈下」は、建物にとって大敵です。
地盤が軟弱だと、建物の重みを支えきれずに、沈下が生じます。
数センチ程度、地盤の沈下が進行すると、
部材がゆがみ始め、基礎に亀裂が入ったり、建具の立て付けが狂ったりして、
次第に日常生活に支障をきたします。
それでは、「建物の重さ」は、どれくらいでしょうか?
だいたい 木造2階建 総2階 延床面積30坪程度で、約30tぐらい。
ゾウさん、30頭分。
想像すると、”建物”って重いですね。
適切な地盤改良を行うための、事前準備として
「地盤調査」を行います。
場所によっては、地盤改良を全く行わなくても良い場所もたくさんあります。
ただ、地盤改良を行う必要があると、一般的な木造住宅の場合、
50万円~150万円程度は少なくとも必要になります。
(※敷地条件によります)
建物自体の重さが重い、コンクリート造・鉄骨造は、もっと費用がかかります。
今回は”地盤調査”を行う前の、あなたでもできる簡単なチェック方を書きます。
地盤の良否を知る良い手がかりなるのが、
「地名」です。
「地名」には、必ず理由があります。
わかりやすい例は、
”水”
及び
”水の集まりやすい低地”
これらを意味する漢字が、地名に含まれる場合は、地盤が軟弱な場合が多いんです。
たとえば、「水、川、河、海、沼、池、谷、沢、田、窪、溝、港、浜、船、洲」等。
ただし、町名の統廃合や大規模分譲開発などに伴って古くからの地名が失われ、
新興の人工的な町名に変更している場合も多々あります。
その場合は、図書館や役所の資料室で、旧地名を調べられることもあります。
また、敷地周辺(半径50m程度)を歩き、付近の既存建物に、
不同沈下、
基礎・外壁のクラックの有無、
窓や柵、フェンス、屋外階段などが不自然に変形していないか、
自分の目で、チェックすることも有効です。
[2009年04月30日]
今まで住んでいた家を解体すること..........
とても感慨深いものがある。
新築当時の家族の状態、
夢、希望、家計、仕事、金策、不安、苦しみetc........
解体する家は、今ある家族や自分を育んでもらった場所。
それは、生かされた証であり、掛け替えのないもの。
そんな意味合いから、
「家の解体は見たくない。」
とはいえ、新たな”二世帯住宅”の新築は時の流れとして、
神から与えられた役目なのかもしれない。
このHPを見ているあなたが、子世帯で、親世帯の家を解体し新築するなら、
両親の今までの人生の軌跡を大事にし、ねぎらいの言葉を掛けてあげてほしい。
ちなみに、私の息子は、解体する建物の部材の一部を新築建物にも使うらしい。
まるで、リフォームTV番組「ビフォーアフター」のようだ。
たまに番組を観ると、いい意味でも悪い意味でも、
「よくここまでやるなー」と感心することがある。
でも、自分がこの立場に立つと、”ウレシイ”と素直に思った。
[2009年04月21日]
旦那の育った家・・・・・
きっと思い出が一杯詰まった家なんだろうなぁ。
義父が設計して建てたと聞いている。
小さいけど裏に畑があって、子供が遊びに行くと、
大根やら西瓜を義母と楽しそうに引っこ抜いてたっけ。
今日は、解体工事の御祓いをする日。
義両親は平気な顔をしていたけど、カーテンを外している二人の姿を
見てたら胸がギュッとなった・・・・・
みんなで集まった居間には大黒柱。
義理父が毎年、孫の身長を刻んでた。
私は柱を指で触りながら、つくづく思い出がなくなるって寂しいと感じた。
義理両親に申し訳ないと心から思った。
後ろから、旦那が言った。
「その柱・・・・・・無くさないから。」
「できるの?」と私は言った。
一体、この柱をどのようにするのか、見当もつかないが・・・・・

[2009年04月08日]