愛知県、名古屋で二世帯住宅を建てる前に

二世帯住宅日記

引越し完了(今回のブログは妻が書きました)

 引越し完了して、数日。

 

 広くてお洒落な家は、落ち着かない!

 自分の家でないような、ソワソワした感じ。

 

 子供達は絶えず走り周り一階に住む義両親に申し訳なく思った。

 お互いの家族は、まだ、気を使い合っている状態だが、

 子供はそんな事情などお構いなく、

 「婆ちゃん~」と呼べば、1階から「は~い」と言ってくれる環境に大喜び。

 

 これから、どうやって義両親と接していけばいいんだろう・・・・・

 子供は容赦なく義両親の部屋に遊びに行くけど、

 今まで夫婦二人で静かな生活をしてきたのに環境は、180度変わり、

 かなりストレスのはず。

 かと言って、子供達に

 「行くな」

 とは言えない。

 

 こんな小さな悩み事が積み重なったのか、引越しの疲れなのか、

 私は体調を崩し、熱を出した。

 ゆっくり休めば治るけど、子育て中の主婦にとって、そうはいかない。

 しんどくてイライラして泣けてくる。

 義母に一言、

 「調子が悪い」

 と言えばすむ事なのに言えない。

 ダメ嫁のくせに、いいトコ見せたい私。

 本当は、家事だって、イイ加減だし、子育てだってプリプリ怒ってばかり。

 ここ数日、正直無理しすぎた。

 これじゃあ、この先続かないことに気がついた。

 

 「イイ嫁になろうとしないでね。」と友達が言ってくれた

 アドバイスが身にしみてわかった気がする。

 

 

いよいよ引越し!!

 引越し。

 

 この団地に、9年住みました。

 

 

 物の積み込む様子を見ながら、

 結婚してから、9年間の思い出が蘇ります。

 

  ”体操座りしなければ、入れないお風呂”

  ”ゴキブリは一杯出る”

  ”結露はヒドイ”etc...

 

 でも

 

 結婚して、

 2人の息子が生まれ、

 残念ながら家庭より仕事を優先してきた日々etc...

 

 様々な”想い”が、頭の中で回想します。

 

 経済的にも苦しい時期を乗り越え、

 何とか、”マイホーム”を持つことが

 できました。

 

 引越し当日の夜、

 新居にて、

 2人の子供達が興奮して、

 家中、叫び声を上げて、走り回っていたけど、

 いつもは”ウルサイ”と感じるのに、

    ”子供たちの叫び声が、ナゼか、心地良く、幸福を感じた時間”

 でした。

 

 もし、自分に

  ”天命”

 があるとしたら、

  「”住まい造りを通して、幸せな家族”をたくさんつくること」

 に気付いた1日でした。

 

 新たな次の”ステージ”が始まります。

 ”これからも家族一緒に、より一層、頑張っていこう!”

 

 

遂に完成!!(今回は父がブログを書きました)

 新居が完成。 

 

 今回解体された家が完成した時(約30年前)のことを思い出していた。

 
 
 
 当時の自分自身を取り巻く環境、
 
 物質的精神的に現在とは、
 
 比較にならないくらい厳しい状態であった。
 
 
 
 
 ただ、当時はを建てたことで、
  
 自分の過去の人生との
 
    決別できる
 
 将来に対する希望に満ちていた。
 
 
 
 
 今回の完成時、新居に暮らせる喜びは当然あるが、
 
 私自身は、家を建てたという、
 
 昔感じた達成感は、ほとんどない。
 
 
 
 
 なぜなら、
 
   金銭的負担は余りなく
 
   同居してもしなくてもどちらでも良い
 
   主体者は、子世帯”etc.....
 
 という意識からか。
 
 
 
 
 更に、私自身、まだ現役。
 
 自分の生活費ぐらいは、自分で稼げる状態。
 
 
 
 
 ただ、通常、二世帯住宅の親世帯の方々は、年齢的には、
 
   会社を定年退職
 
   年金暮らし
 
   新しい生活、老いへの不安”etc........
 
 想いは、人それぞれであろう。
 
 
 
  
 私が新築した年齢は36歳。
 
 いみじくも長男の新築した年齢も36歳。
  
 「輪廻転生」の解釈は壮大なものだが、
 
 この事柄も「輪廻転生」なのか。
 

遂に完成!!(今回は妻がブログを書きました)

 家が完成した。

 旦那に連れられ、子供達と見学に行った。

 

 家中に木の香りが漂って、暖かみがある。

 白い壁、高い天井、風通しバッチリ、日当たり良好!!

 嬉しかった・・・・・こんな素敵な家に住めるなんて!!

 想像以上の出来に私は感動した。

 

 二世帯住宅への”プレッシャー”はどこかにふっとんだ。

 少し、旦那を見直した瞬間。

 

 子供達は、はしゃぎ回り、白い壁をペタペタ触り、吹き抜けの階段からジャンプ・・・・

 しばし感動を忘れ、子供達をいさめにかかった。

 

 前途多難!?

 

もうすぐ完成!

 工事スタートから5か月弱。

 建物完成のゴールが見えるところまで来ました。

 

 建物が完成を迎えるにあたり、

 建築が着工したときより

 ものすごくテンションが高いです。

 

 当社のたくさんのお客様も、

 完成間直は、皆さんテンションがとても高いですね。

 

 二世帯住宅の場合は、ご両親の実家を建替えることが多いので、

 子世帯の皆さんは、なかなか建築現場に通うことが難しいかもしれませんが、

 お引渡し前にこそ、事前に建物をよく見ておくことをお奨めします。

 

 何もないところから設計。

   「無事に家は建つのか?」

 期待と不安の中、

 

 工事進行に合わせて、

  「思った通りのモノ」

  「思った以上のモノ」

  「思った通りにならないモノ」

 様々な感情が入り乱れ、

  でも、この”刺激”が、結構、気持ち良かったり。

 

 建物ができていく様子を見ていると、

 見ていれば見ているほど、

 かかわれば、かかわるほど

  「建物に無類の愛情が生まれます。」

 

 あらためて、自分たちの仕事の

 責任の重さを日々感じます。

 

 会社から、工事現場まで車で5分程度なのに

 仕事が忙し過ぎて、全然、自宅の様子を見に

 いけない日々も多々ありました。

 

 昼間に時間がつくれなくて、

 朝5時ごろ、現場に見に行ったり、

 夜10時ごろ、懐中電灯で現場を

 見に行ったこともありました。

 

 でも、完成してしまうと、なんだか少しさみしい感じ。

 

 今回、自宅を建てるにあたり、

 ボクは、あらためて

 「モノをつくる」ことが大好きなんだと

 再認識しました。

 

 間取り、外観、構造、設備機器の選定、内装材、家具 etc...

 

 建物を建てるために決めなければならないことは

 たくさんあるけれど、自分で決めたものが実際に造られる。

 

 これから「家造り」される皆さんにも、

 この感覚、仕事を通して、是非伝えていきたいと思っています。

 

家具について

 ボクが設計士になる前は、

 ”家具”は、買うものだと思っていました。

 

 一般的に家具は、

  ”家具屋さん”で買うもの。

  ”家具職人”に特注で造ってもらうもの。

  ”大工さん”に造ってもらうもの。

 好み、用途、質感、値段など、

 お客様の要望によって選んでいただいています。

 

 当社の特徴としては、

 家具を設計して、

 時には、

 お客様自身が家具を設計して、

 大工さんにを造ってもらうことも多いです。

 

 「大工さんの造る家具」

 ボクは、”手造り感”があって

 とても大好きです。

 

 今回、子世帯のダイニングテーブルは、

 大工さんに造ってもらいました。

 下記写真は、製作途中のものです。

 テーブルの脚には、解体した建物の大黒柱を使ってもらいました。

 

 もし、あなたが親世帯の建物を解体して、二世帯住宅に建替えるなら、

 既存建物の大黒柱や、建具、ガラスなど、

 新築建物に取り込むと、親世帯にも喜んでもらえると思います。

 

 

[2009年07月15日] 

家具についての詳細を見る

収納について

 ボクの経験上、たくさんの収納をお客様に造ってあげて

  「収納があり過ぎて困る。」

 と言われたことはありません。

 

 一般的には、最低でも住宅の床面積に対して

 15%以上は、収納スペースとして確保しましょう。

 

 40坪の家なら、

   「6坪分」。

 一間サイズ(90cm×180cm)の押入れ

  「12個分」。

 

 実際には、

   納戸 1坪、クローゼット 1坪、屋外物入 1坪

   寝室押入 半坪、子供室押入(2部屋) 半坪×2

   下足入れ、冷蔵庫、食器棚、タンスetc...

  結構、とれそうでしょ。

 

 床面積の20%以上あれば、”収納の多い家”と言えます。

 

 でも、これは、結構個人差があります。

 

 ボクの妻は、とにかくモノを捨てます。

 子供のおもちゃ、子供服なんかは当たり前に。

 昔、ボクの本やCDも勝手にリサイクルショップに売られていました。

  (ボクが気づいたのも、売られてから半年後ぐらいでしたが・・・)

 

 反対に、ボクの母は、モノが捨てられません。

 文句を言っても、捨てません。

 だから、新居の親世帯には、たくさんの収納箇所があります。

 

 でも、チョットだけ嬉しいことがありました。

 

 ボクが、小学校1年生(約30年前)のときの漢字を練習した

 大学ノートが出てきました。

 

 そのノートを息子に見せると、

   「パパ、昔のほうが、”上手な字”書いていたんだね。」

   「うるさい!」

 

 ボクも、子供の絵や工作、写真、ビデオなんかは大事に取っておいて、

 将来、見せてあげたいと思いました。

 

 

[2009年07月13日] 

収納についての詳細を見る

建物外観の色

 今回、建物外観の素材は、

  「塗り壁材」を使用しました。

 商品名:アイカ ジョリパット

   http://www.aica.co.jp/01items/jolypate/jolypate.php

 

 色決めの際、

  ”親世帯”と”子世帯”では意見が割れました。

 

    親世帯:「もっと、濃い色にしたい。」

    子世帯:「もっと、薄い色にしたい。」

 

 自分としては、どうせ将来、塗り替えしなければならないので、

    「その時に好きな色にしよう。」

 今回は、親世帯が希望する色に譲りました。

  

 二世帯住宅の場合、色決め、素材選び、設備機器などの選択の際

 どうしても親世帯と子世帯で意見がまとまらない場合は、

 将来リフォームできる部分なら、新築時は、子世帯側が譲歩することも必要ですね。

 

 

 足場が取れて、全体像が見えた時、

   「やっぱり、もっと薄い色の方が・・・・」

 

 でも、親世帯は、満足そうでした。

 好みって難しいですね。

 

[2009年07月08日] 

建物外観の色の詳細を見る

バリアフリー VS オヤジの意地 その②

  ”温度のバリアフリー”

 

  皆さんは、

    「ヒートショック」

  という言葉、ご存じですか?

 

  ヒートショックとは、暖かい場所から寒い場所へ移動するとき

  体が受ける急激な温度変化をいいます。

 

  例えば冬、

  暖房をした居間から,

  衣服を脱いで、お風呂に入ると

  体が”ヒヤッ”としませんか。

 

 

  血圧が急変動したり、脈拍が早くなったり。

  お年寄りの体にとって、とても危険なことです。

 

  この急激な血圧変動により、

  脳出血や脳梗塞、心臓マヒ(溺死や病死)を

  起こす可能性があります。

 

  ヒートショックが原因で亡くなられる方は、

  交通事故で亡くなられる方よりも多く、

  年間1万人を超えるといわれています。

 

  家中の室温を一定に保つことは、単なる快適さばかりでなく、

  健康維持のためにとても大切なことなのです。

  ”温度のバリアフリー”気をつけたいものです。

 

  二世帯住宅の場合は、経済的に許すなら、親世帯のためにも

   「高気密・高断熱住宅」

   (簡単に言うと、家中、冬暖かくて、夏涼しい住宅)

  是非、お奨めです。

 

  当然、我家は、寒がりな父親、母親にとっても快適で、

  家中の室温を一定に保つ

  「高気密・高断熱住宅」

  を採用しました。

  

 

 

バリアフリー VS オヤジの意地 その①

  2020年には、国民の25%以上が、65歳以上になるといわれいます。

  2020年には、父親 75歳、私 50歳。

 

  バリアフリー住宅は、一般的には

     「段差のない家」

   と認識されています。

 

   ボクの認識は、

   「部屋のつながり」

   「温度のバリアフリー」

 

   「部屋のつながり」

   つまり部屋をどのように配置するか。

 

  一般的な住宅は、面積の都合上、

    1階に「居間、キッチン、食道、水回り」

    2階に「寝室、子供室」

  となることが多いです。

 

  仮に身体が不自由になった場合は、

  1階には寝る場所がない。

  風呂に入るのも、食事をとるにも、

  1階に下りてこなければ生活が成り立たない。
 

 

  もし、バリアフリー住宅を考えるなら、”段差”はもちろん、

    「基本生活空間を同一階に配置」

  という間取りの原則も忘れないでください。

 

  「経済的若しくは法律的に簡単にできないよ。」という方は、

  下記を検討してください。

     ①将来的に、一部屋増築する

     ②ホームエレベーターや、階段昇降機を将来的に設置できるようにしておく

     ③実際に、足が、不自由になった時に考える

 

  今回の自宅、

    子世帯スペースは2階、

  現在、私36歳。

   「もし、自分が足が不自由になって階段が登れなくなったら。」

   「自分が、年をとる。」

 

  なかなか、自分のことは

    「考えれない」

    「考えられない」

    「考えたくない」

 

 もっと、直近の現実的な問題で、

 親世帯(現在 63歳)の間取りに関しても、

 自分が父親に、

   「玄関のアプローチは、スロープにしようか。」

   「水周りは、車イスが入れるように。」etc...

  設計中に言えばいうほど、

  不機嫌になる様子がアリアリ。

 

  結局は、足が不自由になった時に、

  リフォームできるように、配慮しときました。

 

  ”肉体的な問題”と”心の問題”

  親世帯と設計プランで話し合うときは、

  言葉の掛け方に配慮してください。