

我家では、私自身から”二世帯住宅”の話を持ち出したので、”建築費用”を負担することは、自然なことでした。
一般的にも、子世帯が”建築費用”を負担するケースが大半です。
それでは、下記のケースを考えてみたいと思います。
①”親世帯”から、”二世帯住宅”のはなしを切り出された場合。
②たとえ子世帯から話を切り出した場合でも、「他人」から「家族」になる、奥様や主人の感情。
①のケースは、一般的には親世帯が、”建築費用”の一部または全額を負担するケースが多いですね。
問題なのは②。
「他人」から「家族」になる、奥様や主人が、必ずしも”二世帯住宅”に全面的に賛成で無い場合、 「なぜ、親世帯の住居スペースも、私たち子世帯が全額、建築費用を負担しなくてはいけないのか?
親世帯も、建築費用を負担するのは当たり前では・・・・・」
この感情、必ず考えてあげてください。お金の問題は、こじれると、とても厄介なこと。
順序としては、夫婦で納得いくまで話し合い、その後、お互いの世帯同士でじっくり話し合い、”建築総費用”を決定する。
ちなみに我家は、私自身が無理なく借り入れできる金額を計算、不足する分を、親世帯に負担してもらいました。
<“坪単価”の意味>
二世帯住宅は、面積が同じ単世帯家族の住宅と比べて、割高になります。
なぜなら、水周り空間や玄関などが、通常の2倍のヶ所数、必要なことが多いんです。
複数の住宅会社の建築コストを比較する際、「坪単価」って言葉、聞いたことありませんか?
みなさんがよく勘違いされるのは、坪単価×坪数を単純にかけ合わせた数字が建築コストの総額と思ってしまう点。
部材の数量や建物の形によって建築コストは大きく変わるんです。
例えば、下記の図は建物を上から見た図です。
どちらの方が外側の壁が多いでしょう?

同じ面積の住宅でも、平面形状が複雑になれば壁や部材の数量も増え、コストが上昇します。
次に、下記の図は、屋根を書き加え家を横から見たものです。

AとBは1階+2階の坪数が同じだが、一般にBの方が形が複雑な分、壁や屋根、部材が増えてコストは上がります。反対にBとCは壁や屋根、部材の数量で見るとあまり変わらないので同程度のコストに収めることができ、B(40坪)よりもC(60坪)の方が、1階+2階の坪数は大きく割安になりますね。
このように、家の形状が複雑になれば、壁や屋根、部材などの数量も増え、コストは上昇します。
また、建物の大きさが倍になっても、コストは単純に倍にはならないんです。
例えば、下記の図、

「キャラメルの箱を建物本体とみなし、
キャラメル自体をキッチンやトイレといった付帯設備と仮定。」
建物の大きさを倍にする場合は、箱を2つ合わせればいいですね。
キッチンなどは、2ヶ所なくてもよいので、片方からキャラメルを取り出す。その分、コストも減るので単純に2倍にならないんです。反対に、二世帯住宅の場合は、キャラメルは箱に入ったままですね。
二世帯住宅の場合は、面積も大きいので、単純に坪単価で試算すると、大きな誤差となります。
また、建築費用はあくまでも、
建築総費用=(建築本体工事費+付帯工事費+地盤改良工事費+外構工事費+諸費用等)
で考えるべきです。
気をつけなくてはならないのは、「坪単価」がお値打ちな“建築会社さん”は、付帯工事費、地盤改良工事費、外構工事費等が割高なケースもあります。
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