

二世帯住宅として、今後一緒に住む理由として、
- そろそろ両親の老後のことが心配で
- 父親が亡くなり、母親一人だけになってしまって、心配なので
- 理想的な土地が見つからないし、経済的にも自分たちで家を建てるのは難しそう。実家を建替えして二世帯住宅にしたい
- 実家の庭に、両親が家を建ててくれるので
- 共働きだから、家事や育児で協力してもらえると助かる
- もともと二世帯住宅に住んでいて、そろそろ建替えしようと思って

親世帯は、「老後」を意識した理由が多いでしょう。
子世帯は「家の広さ」や「経済的」な理由からという場合もあるでしょう。
親世帯、子世帯が同居したいと思っても、その理由には、微妙な違いがあります。
親世帯は「老後」を意識した理由が多いでしょう。
子世帯は「家の広さ」や「経済的」な理由からという場合もあるでしょう。
当然、理由が生じた方から言いだすことになりますが、できることなら、子世帯から言いだす方が良いと思います。
以前、当社のお客様で、こんなケースがありました。
そのお宅は、ご主人のご実家を建て替えて、二世帯住宅に新築する予定でした。
「息子が来てくれるなら」と、工事代金もすべて両親持ち。
プランを作るために、両方の世帯で別々に打ち合わせも行いました。
気の強い姑さんに、おとなしそうなお嫁さん。
お嫁さんが、唯一、ほんのチョットだけこだわったキッチンに、姑さんより、「そんな贅沢なキッチン、もったいない。」と一言。
キッチンは、1階と2階で別々にありました。
私は、直観的に、このまま二世帯住宅を進めるのはまずいと思い、「ご主人、一度、計画を白紙に戻しませんか?」と切り出しましたが、「子供の小学校入学に間に合わせたいので、予定通り進めてください。」という返事がご主人から返ってきました。
数ヶ月後、子世帯夫婦は、離婚しました。
とても残念なことでした。
救いは、工事着工前に中止になったことでした。
親世帯から、「二世帯住宅で一緒に住もう。」と言われると、嫁や婿の立場では、一緒に住みたくなくても断りづらいものです。
また、親世帯、子世帯が同居したいと思っても、その理由には、微妙な違いがあります。
「親子なのだから何とかなるだろう。」
「年月が経てばうまくいくだろう。」
「何とか仲良くやっていきましょう。」
という思いから、同居の理由をあいまいにしたまま生活を始めると、「こんなはずではなかった。」ということが多くなってきます。
これから先の長い同居生活を快適に暮らすには、「なぜ、二世帯住宅で住むのか?」住む人全員で、同居の理由を本音で話あうことが、とても大切です。
ただ、ここで一つだけ注意してください。本音での話し合いは重要ですが、
●「ライフスタイル」
●「物ごとに対する考え方」
●「習慣」
それぞれの世帯で違います。
同居に期待することが、違って当然です。
大事なことは、お互いの世帯の“意識の違い”を認め合い、お互いの“気持ち”を確認しあいましょう。
もし、この話合いができないなら、どちらかが妥協したり我慢してしまったりしたら、これから先の長い同居生活を快適に暮らすことはできないでしょう。
あなたの二世帯住宅は、どちらの世帯から言いだしますか?

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